47℃ (…and Cats in the Burning City)
明日9/3(土)より、大和田俊、玉山拓郎、二艘木洋行、ucnv 「47℃ (…and Cats in the Burning City)」を開催いたします。みなさまのご来場をお待ちしております。 taliongallery.com
Press Release
日中の気温が47℃に達する東京を仮定する。( それはまさに常態化しうるという予測もあるが )そのような状況下でも、展覧会が開かれると仮定する。「人生最後の日に、何を食べますか?」というインタビューを何かで聞いたことがあるし、このように仮定の上に仮定を重ねることも決して無意味なわけではない。仮定の上の仮定 表現活動の多くが、社会的秩序が揺らぐ状況下では、優先度の低いものとして扱われる場面をこれまでに何度も経験してきた。東京の気温が47℃になるとき、その原因がどのようなものであれ、社会全体が混乱に陥ることは避けられそうにない。そのような中で展覧会を開催すると言っても、とにかくいまは止めておいたほうがいいというような、良識的な考えに抗うことは難しい。そうして現実の事態としては後回しにされることが分かっているのだから、先回りする。後回しと先回り 47℃の東京において、人間社会が直面する様々な困難とともに、都市に共生する動植物への影響も深刻をきわめる。災害や有事、疫病の流行といった非常事態のもとでは、守ることができるもの、助けることができるものの範囲の線引きを人間は何度も書き直していく。たとえば、この街に暮らす猫はどうなるのだろう。 猫 https://gyazo.com/d3b49fc3b2de24ef7dc4b57053f56c13 https://gyazo.com/a8015c3c0c4bfaa64f9fcab1a6647dc1 https://gyazo.com/86acc76a71d7ccf802200fc79ce1b17c